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営業DX化への挑戦

営業DXが切り開く
フジッコ営業の新時代

Member

  • S.Nさん

    営業DX推進

    2000年入社。
    営業と販売戦略の経験を活かし、現在はDX推進の責任者として活躍。

  • K.Yさん

    営業DX推進

    2015年入社。
    営業経験を経てDX推進に携わり、Salesforce開発・活用の推進役を務める。

  • S.Yさん

    営業DX推進

    2012年入社。
    物流と営業管理を経験し、現在はDX推進に取り組む。

Introduction

フジッコは、DX(デジタルトランスフォーメーション)を通じて営業活動を効率化し、
Salesforce(営業支援ツール)を中心に顧客管理や営業データの統合を目指しています。
営業DX課では、デジタル化によって属人的な営業プロセスを見直し、誰もが活用できるデータドリブンな仕組みを構築。
今回は、このプロジェクトに携わる3名がその取り組みを語ります。

Talk Theme 01

営業DXで進化するフジッコの営業戦略

S.N:営業DX課が発足したのは、営業現場にDXの導入が必要だと判断されたからです。これまでの営業はアナログな面が強く、効率化の余地が多く残されていました。Salesforceは8年前に導入されていたものの、十分に活用されていなかったのが現状でした。このツールを効果的に使い、営業環境をより効率的に整えることがプロジェクトの始まりです。

K.Y:営業は属人的な要素が強く、各自が自分なりのやり方で活動していました。Salesforceも単なる自分自身の活動記録ツールとして使われていただけで、誰がどんな営業をしているのかが見えにくい状況でした。そこで、全員が使えるナレッジとして共有できる仕組みを作ることがDXの目標でした。

S.Y:私は物流や営業管理の経験があり、営業の現場にはあまり触れてこなかったのですが、DX推進を通して営業の課題やプロセスに直接関わることで、どう改善すべきかが見えてきました。特に、営業管理のデータを活かして効率的に営業活動を支援する重要性を強く感じました。

Talk Theme 02

DX導入の壁を越えて

S.N:DXを進めるうえで最も大変だったのは、具体的な答えがない中での試行錯誤でした。営業と管理の両面から仮説を立て、何度も検証しながら進めていく必要がありました。営業の方が本当に使いやすいツールに仕上げるためには、何度も調整を重ねる必要がありました。

K.Y:営業の方のデジタルリテラシーに差があり、Salesforceをどう使えばいいのかわからないという人もいれば、逆に期待を持って使い始める人もいました。その差を埋めるため、営業の方からフィードバックを何度も頂き改修を繰り返してきました。最初は否定的だった人が「機能が増えて便利になった」と肯定的に変わっていくのを見られたときはとても嬉しかったです。

S.Y:営業データがバラバラに散らばっていたので、それを使いやすくまとめるのは苦労しました。でも、営業の方のニーズに合わせて改善を続けることで、少しずつデータの活用が進み、業務の効率化が実感できるようになりました。

Talk Theme 03

Salesforceで実現する効率化と連携の強化

S.N:DXの導入によって、営業の方が使いたくなるツールへと仕上げることができました。これまで個人の経験や努力に依存していた営業活動が、今ではチーム全体で情報を共有し、サポートし合う体制が整いつつあります。データをオープンにすることで、誰もが同じ情報を使い、効率よく仕事ができるようになっています。

K.Y:営業の方自身が「もっとこういう機能が欲しい」と提案してくれることが増えました。今では、個人の努力に頼るのではなく、チームで成果を上げるための工夫がSalesforceを活用して自然と行われるようになっています。

S.Y:ツールを使って進捗状況が見える化されることで、営業の方同士の連携がスムーズになりました。以前は属人的だった営業活動が、今ではチーム全体で支え合い、共有する形に変わってきています。

Talk Theme 04

次のステップと未来への挑戦

S.N:これからは、支援ツールをさらに強化し、AIを活用して営業の方がもっと使いやすい環境を整えていきたいと考えています。現在集積している膨大なデータを埋もれさせず、必要な情報をすぐに引き出せる仕組みを目指しています。

K.Y:Salesforceに蓄積されたデータを営業の方が自身の営業活動にすぐ活用出来るようにしたいです。営業がもっと効率的で楽しいものになるよう、ツールの改善を進めていきたいですね。

S.Y:技術やスキルをさらに向上させ、営業の方が使いやすい環境を整えることが私たちの役目です。DXによって、営業の現場がもっと魅力的なものになるよう、これからも挑戦を続けていきます。